すでに報道をご覧になった方も多いかと思いますが、来年2月に日本から世界に向けて情報を発信するセキュリティカンファレンス「CODE BLUE」を開催することになりました。

CODE BLUEでは、最新のセキュリティ情報を共有し、国際会議での発表の場、世界屈指のセキュリティ専門家同士の情報交換、交流の場を提供することを目的とし、そのために世界屈指のセキュリティ専門家を海外から招聘し、最新の研究を共有するとともに、 国内の優秀な研究成果を国際社会に発信する事を目指しています。

今回、私もCODE BLUEへ応募された論文の査読を行うレビューボードのメンバーの末席に名を連ねることとなりました。他のメンバーはFFRIの鵜飼さんトレンドマイクロの新井さんサイボウズ・ラボの竹迫さんというまさに日本を代表して世界で活躍されている豪華メンバーです。

現在、国内では毎週末のように多数の勉強会が開かれているのは周知のとおりですが、そういった勉強会に実際に参加すると、世界でもトップクラスではないかという高い技術レベルに圧倒されることも多々あります。そういった方々に勉強会という枠を超えて世界レベルのカンファレンスで発表しないのかと尋ねると、やはり英語の壁をはじめいきなり海外へ飛び込むことへの障壁が大きいという答えが返ってきます(私自身もまったく同じですが…)。
今回CODE BLUEを開催することで、国内で日本語での応募、日本語での発表も可能であり、なおかつ世界からも注目される場を提供できることで、そういった方々を少しでもサポートでき、研究の本質に専念した発表が行えるのではないかと思っています。

私自身は2008年に国内で最後の開催となったBlack Hat Japanでスピーカーとして発表する機会を得ることができましたが、その発表を通じ世界中の研究者から問い合わせや情報交換の連絡が来るなど、世界のコミュニティとつながるきっかけをもらうことができました。CODE BLUEが同じように国内の優秀な技術者を世界へ飛びたたせるための舞台となればいいと思っています。

普段、セキュリティ技術に興味を持ち、いつもと違う場所で発表してみたいとお考えの方は、ぜひ応募をご検討頂ければと思います。よろしくお願いいたします。

先日開催されたプレス向け発表会の様子
先日開催されたプレス向け発表会の様子です。レビューア一同、CODE BLUEの開催を心から楽しみにしています。